ある日いただいた、忘れられない一言
PORSCHE GATE代表の髙橋広規です。
これまで店を続けてきた中で、何度も思い出す言葉があります。あるご夫婦でご来店いただいたお客様から、「主人がこんなに笑っているところを見たことがない」という趣旨の言葉をいただいたことがありました。個人を特定できるような詳しい状況はここでは書きませんが、その一言は、今もずっと私の中に残っています。
正直に言うと、私はこの仕事を「ポルシェに乗れるサービスを提供する」ことだと思って始めたわけではありません。あの一言をいただいたとき、自分がやろうとしていたことの輪郭が、少しはっきりと見えた気がしました。
駐車場での立ち話で終わらせたくなかった
車好きが集まる場というのは、昔からいろいろな形でありました。ただ、一般的な車のイベントというのは、どうしても駐車場に車を並べて、立ち話をして解散する、という形になりがちです。それ自体が悪いわけではありませんが、私はもう少し違う場所を作りたいと思っていました。
車好きがゆっくりと集まれて、腰を据えて車の話をできる場所。仕事の関係でもなく、利害関係でもなく、ただ趣味でつながっているコミュニティ。そういう場所を作りたいという思いが、PORSCHE GATEの出発点のひとつにあります。
店に来てくださる方の中には、仕事の肩書きも年齢も様々な方がいらっしゃいます。それでも、車の前では、そうした違いはあまり関係がなくなります。整備の話で盛り上がる方もいれば、昔乗っていた車の思い出を語り出す方もいます。駐車場での立ち話では生まれにくい、そうした時間こそが、私がこの場所で作りたかったものです。
会員制の本当の目的は、コミュニティ作り
PORSCHE GATEは会員制のサービスですが、私の中では「ポルシェに乗り放題になること」は、あくまでオマケだと思っています。本当の目的は、コミュニティを作ることにあります。
同じ車が好きな人たちが、同じ場所に集まり、同じ車について話す。整備の話、乗り心地の話、昔の思い出話。そうした時間を積み重ねていくうちに、単なる「サービスの利用者」ではなく、「仲間」のような関係が自然とできていきます。あのご夫婦のお客様が見せてくださった笑顔も、車に乗れたことだけが理由ではなく、そうした場の空気も含めての笑顔だったのではないかと、私は想像しています。
レンタルは手段であり、あくまで入口
もうひとつ、私がよく考えていることがあります。人生で一度は乗ってみたい車というのは、誰にでもあるはずです。ただ、それを実際に所有できる人は、ごく限られています。
だからこそ、PORSCHE GATEでは「所有する」以外の形で、その車に触れてもらえる場所を作りたいと思いました。レンタルという形はあくまで手段であり、入口です。30分、1時間乗ってみるだけで分かることがたくさんあります。乗ってみて、もし本当に好きになったら、そこから購入を考えればいい。順番は逆でもいいはずだと、私は思っています。
あのご夫婦のご主人も、きっと「一度は乗ってみたい」という気持ちを長く抱えていたのではないかと思います。その気持ちが実際にハンドルを握る体験につながり、あの笑顔になったのだとしたら、これほど嬉しいことはありません。
最近は、若い方が車に興味を失ったとよく言われますが、私はそうは思っていません。興味を失ったのではなく、買える車、興味を持ち続けられる車が減ってしまったのではないかと感じています。実際、PORSCHE GATEには20代の車好きの方も来てくださいます。所有という形にこだわらず、まずは触れてもらう。そうした入口を用意することが、これからも大切になってくると思っています。
これからも、この場所を続けていく理由
PORSCHE GATEを始めた当初、私はここまで多くの方に支えられる場所になるとは想像していませんでした。ただ、あの一言をいただいたときに、自分がやろうとしていたことは間違っていなかったと、はっきり感じることができました。
車好きの方がゆっくり集まれて、好きな車に実際に触れられて、笑って帰っていただける。そういう場所を、これからも大切に続けていきたいと思っています。
見学はいつでも無料です。文章だけでは伝わらない部分も多いと思いますので、ぜひ一度、ご自身の目で、この場所の空気を確かめにいらしてください。
見学のご相談はLINEからお気軽にどうぞ。 https://line.me/R/ti/p/@664gahzt (ID: @664gahzt)
PORSCHE GATE 代表 髙橋 広規

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