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タグ: 空冷ポルシェ

  • 空冷ポルシェの足回り、タイヤとブレーキの見極め方

    空冷ポルシェの足回り、タイヤとブレーキの見極め方

    空冷911の運転で気持ちいいと感じる瞬間の多くは、実はエンジンよりも足回りの仕上がりに支えられています。今回は日常点検では見落としがちな、タイヤとブレーキまわりのチェックポイントを取り上げます。

    タイヤの「年式」を見る

    空冷ポルシェは走行距離が伸びにくい個体も多く、溝が十分残っているからと安心しがちですが、タイヤはゴム製品である以上、経年劣化が進みます。サイドウォールに刻印された製造年週(4桁の数字、例えば「2318」なら2018年の23週目)を確認し、5年を超えているようならヒビ割れがなくても交換を検討したいところです。特に旧車は駐車期間が長くなりがちなので、同じ場所に荷重がかかり続けることによる偏摩耗・フラットスポットにも注意が必要です。

    ブレーキフルードは「吸湿」する

    ブレーキフルードは空気中の水分を吸収する性質があり、含水率が上がるとペダルタッチがふわつく、長い下り坂でフェード気味になるといった症状が出やすくなります。年数の経った空冷モデルでは、フルード交換の記録が曖昧なまま前のオーナーから引き継がれているケースも珍しくありません。色が濃い茶色に変色していないか、リザーバータンクの液面から簡易的に確認しつつ、2年に一度を目安に交換しておくと安心です。

    キャリパー・パッドの固着サイン

    しばらく movement の少ない状態が続いた個体では、ブレーキキャリパーのピストンが固着気味になっていることがあります。走り出してすぐに片効きのような違和感がある、走行後にホイールだけ異常に熱くなっている、といったサインがあれば、オーバーホールのタイミングです。空冷世代は部品供給も安定してきているモデルが多いので、無理に自己判断で済ませず、旧車のブレーキ経験が豊富な工場に見てもらうのが結局は近道です。

    エンジンの鼓動を楽しむためにも、止まる・曲がるを支える足回りの状態は定期的に確認しておきたいものです。次の点検の際は、ぜひタイヤの製造年とブレーキフルードの色にも目を向けてみてください。


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  • 空冷ポルシェを長生きさせる、日常点検の勘所

    空冷ポルシェを長生きさせる、日常点検の勘所

    911のハンドルを握るたびに感じる、水冷モデルにはない独特の鼓動。空冷ポルシェの魅力は、機械としての「生々しさ」にあると言われます。ただしその生々しさは、こまめな手入れがあってこそ長く楽しめるものです。今回は、初めて空冷モデルを迎えたオーナーの方に向けて、日常点検で押さえておきたいポイントを整理してみます。

    空冷エンジンならではの弱点を知る

    水冷エンジンがラジエーターで冷却するのに対し、空冷エンジンはシリンダー周りのフィンと送風ファンで熱を逃がします。この構造上、長距離の渋滞走行や真夏の低速走行では油温が上がりやすく、オイルの管理がエンジンの寿命を大きく左右します。また年式によってはオイル漏れが「持病」とされる個体もあり、ガレージの床にうっすらとシミができるのは珍しいことではありません。漏れの量や場所を普段から把握しておくと、異常が起きたときにすぐ気づけます。

    オーナー自身でできる日常チェック

    専門知識がなくても、次のような点は乗る前後の数分でチェックできます。まずはオイルレベルとオイルの色。真っ黒すぎたり、逆に量が減りすぎていたりしないか確認します。次にエンジンフード内のゴムホース類。年数の経った車両ではゴムが硬化・ひび割れしていることがあり、燃料系統のホースは特に劣化のサインを見逃さないようにしたいところです。そしてアイドリング時の音。カタカタという乾いた音が普段より大きくなっていないかは、タペット調整のタイミングを知る手がかりになります。

    プロに任せるべきタイミング

    日常点検で「あれ、いつもと違うな」と感じたら、無理に自分で判断せず、空冷ポルシェの整備実績が豊富な工場に相談するのが安心です。特に点火時期の調整や、経年劣化したゴム部品・燃料系統の総点検は、専用の知識と工具が必要な領域です。年式や個体の状態によって弱点の出方は様々なので、購入時にかかりつけの整備工場を見つけておくと、その後のカーライフがぐっと安心なものになります。

    空冷ポルシェは決して「気難しい旧車」ではなく、正しく付き合えば毎日のドライブを気持ちよく支えてくれる相棒です。小さな変化に気づける関係を、日々の点検から築いていきましょう。


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  • 空冷ポルシェを買うか迷っているあなたへ ─ 悩んでいるうちは、買わなくていい

    空冷ポルシェを買うか迷っているあなたへ ─ 悩んでいるうちは、買わなくていい

    今日は2件、空冷ポルシェの購入について「悩み相談」を受けた。奇しくも同じ日に、同じテーマで2組のお客様とお話しすることになった。

    詳しくなりすぎたご夫妻

    1組目は、ご来店いただいたご夫妻。空冷ポルシェが欲しくなり、色々調べているうちに「変に詳しく」なってきた方たちだ。エンジン、ミッション、型式まで、そこそこ詳しい。運転したことも無いのに、Kジェトロがどうとか、G50ミッションがどうとか……。

    私からすれば、それらは「進化の過程の産物」でしかない。ポルシェ社がそれを良しとしなかったから、次の形へと変わっていっただけの話だ。911は未だに完成形とは言えず、これからも進化し続けるのだと思う。その過程で生まれた「違い」が、いつしか味になり、良し悪しで語られるようになるのだろう。

    ご夫妻は930最終の3.2カレラが欲しいが、高いし維持費も心配だとおっしゃる。私の主観はお伝えしたが、こういう方は結局、人の言うことは聞かないものだと分かっている。

    997から空冷へ、悩めるオーナー

    2組目は997型の911をお持ちで、空冷の911に買い替えるかどうかを悩んでいる方。こちらもやはり、維持費とこれからの相場の動向が気になるようだった。

    私からは「997に不満が無いなら、大事に乗り続けてあげてほしい」とお伝えした。

    悩んでいるうちは、買わなくていい

    はっきり言ってしまえば、悩んでいるうちは買わなくていいと思う。

    心配していることの多くは、空冷を愛している人間から見れば「楽しみの一部」だ。オイルが漏れやすいとか、クラッチが無くなるとか(クラッチに関しては都市伝説の部分が大きいが)。エアコンが効かないというのも、それこそが空冷の醍醐味だと思っている。

    真夏に電動エアコンまで後付けして、空冷エンジンの車に乗って油温も見ずに走ったら、そりゃあエンジンは焼き付くだろう。快適さを求めるなら、新しい車に乗ればいい。

    それでも、なぜ空冷が好きで手放せない人がこれだけ多く存在するのか。何にも代えられないものがそこにあるからだと思う。それは、カタログや雑誌、動画では絶対に伝わらないと確信している。

    ナロー、2.7、SC、3.2、964、993──迷ったらどれでもいい

    空冷だけを見ても、大きく分けてナロー、2.7、SC、3.2、964、993とあり、その中でもさらに細分化されている。だが、初めて空冷に乗るなら、正直どれでもいいと思う。それぞれに、それぞれの良さがあるのだから。

    「あの時買っておけば」という後悔について

    2024年、2026年現在も中古車価格は高騰していて、正直買いにくい状況だ。ただ、もしこれが安く買えるものだったら、みんなそんなに欲しがらなかったのではないかとも思う。

    「あの時買っておけばよかった」とよく言われるが、それは株と同じ考え方ではないだろうか。今でも昔の値段で買えるなら、そもそも空冷ポルシェを欲しいと思わなかったかもしれない。手が届きそうで届かないから、欲しくなる。そんな人が多い気がしている。

    リセールで車を選ぶのは、ファミリーカーだけでいい

    リセールやお買い得感で車を選ぶのは、ファミリーカーだけで十分ではないか。せっかく買うのなら、どうなるか分からないリセールより、本当に欲しい車を買うべきだと思う。

    空冷の911は、間違いなく一生付き合っていける愛車になる。全損でもしない限り、車が駄目になることは無い。1963年の発売から、911は7割が現存しているという。それだけ大事に扱われてきた車が、他にどれだけあるだろうか。

    もう一つ言うなら、ポルシェファンには「増車」する人が異常に多い。私も含めて、だ。それだけ愛着が湧いて、手放せなくなるということだと思う。

    「安くて良い車」は、宝くじに当たるようなもの

    中古車で本当に程度の良い車は少ない、というより「無い」と思ったほうがいい。市場に出る前に買い手が決まってしまうし、旧車のことが分からない人には売りたくないと思う所有者も多い。本当にありとあらゆる部分に手を入れようとすると、とても高額になる。安くて良い車は、宝くじに当たるようなものだと思っている。

    ポルシェゲートの車両も、常に修理している。それが、私にとっての楽しみでもある。ただし、この苦労は楽しめる人でないと、ただの苦痛でしかないだろう。

    まずは、乗ってみてから判断してほしい

    私は、ご利用いただいた会員さまが少年のような笑顔になって帰って来られる、それだけで幸せだ。

    どちらにしても、せっかくポルシェゲートがあるのだから、まずは乗ってみてから判断されることをお勧めしたい。


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  • 初めて空冷ポルシェを買う人が知っておきたい、5つのポイント

    初めて空冷ポルシェを買う人が知っておきたい、5つのポイント

    「空冷ポルシェが欲しい」——そう思ってこのブログにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。空冷911の魅力は、一度知ってしまうと抜け出せない「沼」そのものです。私自身、空冷ポルシェのレストアを通じてこの世界に沈んでいった一人ですが、振り返ると「知っておけばよかった」と思うことがいくつもありました。今回は、これから初めて空冷ポルシェを迎えようとしている方に向けて、後悔しないための5つのポイントをまとめます。

    ①車両価格だけで判断しない。維持費まで含めて予算を組む

    空冷ポルシェは新車とは違い、購入後にどうしても手を入れる箇所が出てきます。エンジンオイル漏れの点検、ゴム部品の劣化、サスペンションのリフレッシュなど、年式相応のメンテナンスが必要になることがほとんどです。車両価格が予算内に収まっていても、その後の維持費まで見込んでおかないと、せっかく手に入れた愛車を「維持できずに手放す」という一番悲しい結末になりかねません。

    ②個体差が大きいので、複数の個体を実際に見て比較する

    空冷ポルシェは同じ年式・グレードでも、これまでどう扱われてきたかによって状態が大きく異なります。走行距離だけでは判断できません。可能であれば、多少遠方でも複数の個体を実際に見て、エンジン音や下回りの状態を自分の目で確認することをおすすめします。ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911の記事でも触れていますが、「最新のポルシェが最良とは限らない」のと同じように、「安いから」という理由だけで個体を選ぶのも危険です。

    ③信頼できる専門ショップ・整備工場を先に見つけておく

    空冷ポルシェは、一般的な整備工場では対応が難しいこともあります。購入前の段階で、空冷ポルシェを専門に扱うショップや、信頼できる整備工場のあたりをつけておくと安心です。購入後に「どこに相談すればいいか分からない」という状態は、想像以上にストレスになります。

    ④旧車・クラシックカー向けの任意保険を検討する

    一般的な自動車保険では、旧車の実勢価格に見合った補償を受けられないケースがあります。旧車・クラシックカーに対応した保険商品も増えてきているので、加入前に補償内容をしっかり比較しておくことをおすすめします。万が一の事故や盗難の際、大切な一台を正当に評価してもらえるかどうかは大きな差になります。

    ⑤「完璧な状態」を求めすぎない。育てる感覚で楽しむ

    正直なところ、購入時点で完璧な個体に出会えることは稀です。旧車に乗ることについて思うことでも書いた通り、旧車との付き合いは「完成された商品を買う」のではなく「一緒に手を入れながら育てていく」ものだと捉えると、気持ちがぐっと楽になります。多少の不具合も、空冷ポルシェとの付き合い方の一部として楽しめると、この趣味は何倍も豊かになります。

    空冷ポルシェのある生活は、手間がかかる分だけ愛着も深くなります。この記事が、これから空冷ポルシェを迎える方の一助になれば嬉しいです。


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  • ポルシェを初めて買うなら? 初心者におすすめの911入門3台と選び方【992・964・996】

    ポルシェを初めて買うなら? 初心者におすすめの911入門3台と選び方【992・964・996】

    最新のポルシェが最良のポルシェなのか?

    「最新のポルシェが最良のポルシェである。」

    ポルシェ界隈でよく耳にする言葉だ。

    確かに最新のポルシェは、『乗りやすく、パワーもあり、故障することもなく、街中でも快適だ。』

    最新のポルシェは「安全性や信頼性が高く、機能が高い」のは間違いない。
    快適で安心・安全なドライブができる車なのは間違いない。

    そういった意味では『最新のポルシェが最良のポルシェである。』というのは否定しようのない事実だ。

    しかし、1から10までマシン制御された精密な動作をするマシンといえば、響きは良いのだが、私のようなスーパーカーブームの車好きからすると話は違ってくる。

    エンジン・トルクが低回転域では細いのに対し、高回転域で爆発的なパワーを発揮するなど割とピーキーな操作性を持つ荒々しいマシンを求める人間からすると、なんとも薄味な印象になってしまうのも正直な感想だ。

    まずは私の簡単な自己紹介

     忘れもしない2015年…40代で始めて幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。
    そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートという会員制ポルシェサービスを立ち上げ、今も運営しています。

     私がブログを始めたきっかけやこのブログに関しては、『ポルシェ沼にハマった結果、ブログ始めます。』よりお読みください。

    初めてポルシェを購入した人からよく聞く言葉

    ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911(3台)

    私がポルシェに乗るようになってから、知り合いの何人かが「ポルシェを買う」と言い、最新車両のPORSCHE 992 GT3 RSを購入した。

    感想を聞いてみるとだいたい同じことを言う。

    とにかくしんどい。

    乗るのに勇気がいる。

    などなど、思っていたのと違うという感想が多い。

    レーシング仕様の車両は、速さなどを求めた結果、乗りやすさを犠牲にすることは良くあることだし、そもそもハイスペック過ぎて気軽に乗れないということがそういった感想に出てしまうのだろうと思う。

    ポルシェ初心者は、『良いもの買いたい!』という気持ちが前に出て、どうしても役物や限定のスーパースポーツを選んでしまう傾向にあると思う。

    リセールバリューであったり、希少価値で選んでしまうと、その車本来の楽しさを味わうことはできないと思う。

    最初の911でオススメしたいポルシェ

    まず911を買うなら以下の3車種をおすすめする。

    • 最新であれば『PORSCHE911(992) CARRERA』
    • 空冷ポルシェなら『PORSCHE911(964)』
    • 乗り味・運転性やコスパを考えて『PORSCHE911 Type996』

    PORSCHE911(992) CARRERA

    ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911(3台)(写真2)

    上記の画像はイメージです。画像の車両は991turboSとなります。

    Porsche 911 (992) Carreraは、ポルシェが2019年から製造・販売しているスポーツカーの最新モデルです。ポルシェ911シリーズの中で進化を遂げたデザインを採用しており、先代モデルと比べてより幅広く、モダンで洗練された外観が特徴です。高いパワーと操縦性を備え、優れたスポーツカーとしての性能を提供しています。

    992カレラに関しては、言うまでもなく最新の装備が搭載され『安心・安全・快適』な走行が実現できる。内装もこだわり抜かれており、快適なドライブを楽しめる車両なのは間違いない。
    しかし、冒頭でも少し触れたように『私のようなスーパーカーブーム世代』の人間には、あまりに快適すぎると逆に乗り足りないという感想になってしまうことが多いのも事実。
    「私もそう思いそうかも…」と思う方には、ぜひ次の『PORSCHE911(964)』をお勧めしたい。

    PORSCHE911(964)

    ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911(3台)(写真3)

    Porsche 911 (964)は、1989年から1994年にかけて製造・販売された、ポルシェ911シリーズの空冷ポルシェです。911シリーズの進化の一環として、現代のポルシェの基盤を築いたモデルの一つです。
    従来の911デザインに対してより丸みを帯びた外観を持ち、先代モデルと比べて空力特性が向上しています。ポップアップヘッドライトは非常に特徴的です。

    何を隠そうPORSCHE911(964)はポルシェゲートの車両である。ポルシェゲートで乗れるのは964のカブリオレですが、数十台あるポルシェの中でも壊れにくい方の部類に入る。
    ポルシェ購入者の意見を見ていると、空冷ユーザーの中で多く意見を占めるのが『故障に泣かされる』ことだ。
    それが少ないのは、なんとも心強い車両だと思う。

    964は、『普段遣いにも問題なく』『空冷の味を色濃く残し』『ティプトロニック(AT)』も選べる。
    多くの人に親しみを持ってもらえる車両だと確信している。

    といっても、上記で紹介した2車両は購入に『1000万円以上』かかってしまう。
    それは無理…と言う方にはPORSCHE911(Type996)をおすすめする。

    PORSCHE911(Type996)

    ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911(3台)(写真4)

    Porsche 911 (Type 996)は、ポルシェが1997年から2005年まで製造・販売していたスポーツカーのモデルです。
    先代モデルから大きくデザインが変更され、丸いヘッドライトが角型に変更されました。これが911シリーズのデザインの大きな変革となりました。
    高いパワーと卓越した操縦性を兼ね備え、スポーツカーとしての期待に応える性能を提供しました。特に4WDモデルは悪路走破性に優れています。

    996と言えば、ポルシェが本格的に水冷エンジンを導入した初めての車両であることは有名だと思うが、その結果水冷エンジンを搭載しながら『空冷エンジンの名残を味わえる』空冷好きにはたまらないポルシェといえるだろう。
    ボディサイズもお手頃で修理もディーラーのお世話にならず自力でなんとかすることができるし、何よりポルシェを200万円程度(もちろんグレードや仕様、状態によって差はあるが)で購入ができて、非常にコストパフォーマンスが優れたポルシェだと言える。
    一つ欠点を挙げるとすると、賛否両論が巻き起こったヘッドライト、もといポルシェの顔の部分だ。
    この部分が気にならない方であれば、ドライバーを満足させてくれる1台だと思う。

    (余談)PORSCHE911(964)カブリオレとの出会い

    カブリオレとの出会いは、私が3代目セリカを探していた時だ。

    セリカを置いてあった中古車屋にそのカブリオレはあった。
    なんと外装は日焼だらけ。ところどころ白化していて、エンジンもタイヤも外されていた。
    正直『なんとも可哀想な姿だ』と思った。

    思い切って「これ売り物ですか?」と聞いてみると店主から意外な返事が返ってきた。

    買ってもらえます?

    あっさりと即答され『1000万ぐらいするのだろうか?』と身構えていると…思っていたほどではなく、なんと『510万円』。

    店主に負けず即答で「買います!」と言っていた。

    それから2ヶ月ほどかかり、やっと納車された。
    納車された帰り道で『油、温度は爆上がり』で『インジケーターのランプはつかない』など不具合が発覚。そのまま引き返しまた1ヵ月待つことになった。

    またしても空冷ポルシェの洗礼を受ける形となったのだった笑

    最後に

    本日は、【ポルシェ初心者にオススメしたいPORSCHE911(3台)】という記事を書かせていただきました。

    私の周りでもポルシェ購入者はたくさんいますが、最初に乗るべきポルシェの選択を誤った結果『ポルシェの魅力を半分も分からずに別の車に行ってしまう』そんなケースも何度か見てきました。

    これから乗り始めたいと思っている方には、私の経験や意見が参考になれば嬉しいと思います。

    また、カブリオレや996に関しては、ポルシェゲートで乗ることが可能です。
    996は車両の販売(乗り出し価格で230万円)も行っているので、興味がある方は是非ご来店ください。

    それ以外でも空冷ポルシェに興味がある方は私の運営する【ポルシェゲート】で運転を体験することができますので是非とも体験していただければと思います。


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    こういうポルシェを、会員として楽しむ

    PORSCHE GATE は、空冷911から現行モデルまでを保有し、その日の気分で乗り分けられる会員制サービスです。買わずに、何台にも乗る。そういう選び方もあります。

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  • 古いポルシェは本当に壊れる? 旧車(空冷911)に50台以上乗って分かった現実

    古いポルシェは本当に壊れる? 旧車(空冷911)に50台以上乗って分かった現実

    昨今過熱する旧車ブーム

    近年の旧車ブームによって旧車に乗る人が増えた。

    実際に、私もそうである。

    会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』。この趣味のような仕事のようなことを始めてから50台余りの旧車に乗ることができたが、一言で言えば『大変』だ。

    まずは私の簡単な自己紹介

     忘れもしない2015年…40代で始めて幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。
    そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートという会員制ポルシェサービスを立ち上げ、今も運営しています。

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    旧車(空冷ポルシェ)の難しさと楽しさ

    旧車(空冷ポルシェ)に乗ることについて思うこと

    旧車に乗っていて大変なことは、整備士に頼んで『できる限りの悪いところを修理』し、試し乗りをしていける!と乗り始めても数日後には思わぬ故障が見つかるなど、イタチごっこな部分だと思う。

    正直なところ、旧車をいくら直したところで、40年、50年前の新車状態に戻るだけなので、故障しないはずがなく、それが楽しいと思える人でなければ、古い車の趣味は難しいと思う。

    自分でメンテナンスできるか、信頼のおける整備工場とお付き合いがあり、なおかつ時間とお金に余裕がなければできない趣味なのだ。
    それほどのリスクを負っても、ヤメられないのも旧車に乗ると言う趣味の醍醐味である。

    旧車(空冷ポルシェ)に乗っていると聞かれること

    オイル漏れはどうですか?

    故障の頻度はどうですか?

    維持費はどのくらいかかりますか?

    上記のことはお客さんによく聞かれる。
    しかしそれは、その車次第と言うところがあり、全くわからない。

    ぶっちゃけそんな心配をするぐらいなら、手を出さないほうが無難だと思う。
    ファッションで旧車に乗るのは絶対におすすめしない。

    旧車にとって一番良くないこと

    車にとって1番良くないのは『乗らない』こと。

    一般的に『クルマに乗らないで置いておく』と下記のようなことがおきる。

    • バッテリーが切れる
    • エンジンオイルが落ちて回転が重くなる
    • トランスミッション類のオイルが落ちて動きが重くなる
    • タイヤが変形し、弾力性も失われる
    • 冷却ホースなどゴムパーツは硬化する
    • ガソリンが劣化する

    かくいうポルシェゲートの展示場にある車も、『3ヶ月動かさないと次動かすと大体何らかの支障が出る』。
    そして旧車故に、故障・不具合が発生したときにかかる労力もお金もケタ違いになる。

    でも旧車に乗る機会は以外と少ない

    レーシングドライバー【谷口 信輝】さんがYoutubeにて『クラシックカーに乗るのは、費用をかけてもそんなに乗る機会がない』というようなことを語っていた。

    【NOBランチア初体験】谷口信輝 が ランチア フルビア と デルタ HFインテグラーレ エボルツィオーネII を伊藤梓と徹底試乗!伝説のWRC6連覇の偉業を持つラリーレジェンドを振り返る。

    上記の動画の37分36秒以降に語っていた内容を抜粋すると、

    「古いクルマは、すぐグズるからね。そこを愛せるなら」
    「(旧車は)置き場に気を遣うよね。青空駐車はちょっと…」
    「仕事に乗っていくには『もし止まっちゃって穴開けるわけにはいかないし』色々と時間に追われるじゃん?だからそういう時の移動は普通の車でいきたいじゃん?」
    「だからいつ乗る?もしこのクルマ持ってたら?仕事が忙しい人は日曜や休みの日にのんびりドライブする時間なんてない」

    私もすごく共感できた内容だった。
    よく思うことだが、クラシックカーのために『屋根付きガレージを用意し、高いお金をかけて』乗れるようにしても、月に乗れるのはせいぜい1回乗れるかどうかなのだ。

    だからこそポルシェゲートを始めた

    旧車(空冷ポルシェ)に乗ることについて思うこと(写真2)

    クラシックカーに乗れる時間は意外と少ない。
    だから私は、誰かに乗ってもらいたいという想いでこのポルシェゲートと言う新しいシステムを運営している。

    クルマは乗らないとダメになる。しかし私1人では限界がある。けれど、もっとたくさんのクルマを体験したい。

    私のように感じている方は、多いのではないだろうか?だからポルシェゲートを立ちあげた。
    これから車を趣味としていくならば、1度ポルシェゲートも視野に入れて欲しい。

    最後に

    昔のクラシックカーファンは、売っても200万ぐらいにしかならない車に500万ぐらいかけていたが、今のクラシックカーは200万かければ500万で売れるクルマを作っているように感じる。

    後者は、仕事と大差のないことで、純粋な車好きというよりかは投機目的のように私は感じる。

    私は今の投機目的のクラシックカーブームはあまり好きになれない。
    なぜなら、中古車両のは本来、資産価値などないはずだったが、一過性のブームでこんなことになっているなら、バブルが弾けたときが、恐ろしくてたまらないからである。

    ポルシェゲートは、クラシックカーブームに左右されることはない。
    ただ、純粋にクルマ好きが、好きなクルマに乗れる場所として運営していきたいと強く願っている。

    ということで、今日は【旧車(空冷ポルシェ)に乗ることについて思うこと】を書かせていただきました。
    ポルシェ好きや車好き、またはポルシェゲートを応援している!という方がいらっしゃれば、フォローやコメントをお待ちしています!


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    オイル漏れの詳しい話は ポルシェのオイル漏れは放置していい?、預け先の選び方は ポルシェ専門店の選び方 にまとめました。

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  • ポルシェゲートをはじめたきっかけ② ─ 空冷ポルシェのジレンマから会員制へ

    ポルシェゲートをはじめたきっかけ② ─ 空冷ポルシェのジレンマから会員制へ

    このページは、ポルシェゲートの創業ストーリー(後編)です。
    現在の料金・車両・見学などサービスの概要は、ポルシェゲートとは?(サービスのご案内)をご覧ください。

    きっかけは、空冷ポルシェのジレンマ

    結論から言ってしまうと、私が会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』を立ち上げたきっかけは、愛車を探す際に『古い空冷ポルシェには乗れない』ことが決めてだったかもしれない。

    特に空冷ポルシェは、初期費用や維持費が段違いにかかるため気軽に購入できない。
    しかし、普通に購入する際のプロセス『乗車体験→購入』が行えないことが多い。

    多くの空冷ポルシェのユーザーは購入して、レストアなどを行って初めて乗車するしかないのだ。

    ポルシェは色々あるけれど、私が素晴らしいと思う空冷ポルシェ文化はこのままでは廃れてしまうのではないか?であれば、購入を検討するための体験が行える場所を用意しよう!

    そう考えるようになっていた。

    前回の記事はコチラ
    ・会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ①

    まずは私の簡単な自己紹介

     忘れもしない2015年…40代で始めて幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。
    そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートという会員制ポルシェサービスを立ち上げ、今も運営しています。

     私がブログを始めたきっかけやこのブログに関しては、『ポルシェ沼にハマった結果、ブログ始めます。』よりお読みください。

    どのポルシェが一番?

    会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ②

    「オーナーは、これだけあるポルシェの中でどの車が1番いいですか?」

    とよく聞かれる。
    もちろん、クセや車の挙動などなど色々な違いがあるが、
    1台1台にそのポルシェごとの良さがある。

    こんなことを言ってしまうと話が終わってしまうのだが、
    正直どれも良いとしか答えられないのも事実だった。

    空冷ポルシェと水冷ポルシェ

    会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ②(写真2)

    1998年に登場した911(Type996)によりポルシェの歴史は2分されてしまった。
    それ以前が空冷ポルシェ、それ以降が水冷ポルシェ。

    理由としては以下のようなもの。

    1. 排出ガス規制と燃費基準の厳格化: 空冷エンジンは冷却効率が低く、これが排出ガスや燃費に影響を与えることから、水冷エンジンの方がこれらの規制に適合しやすかったため。
    2. パフォーマンスと燃費の向上: 水冷エンジンの技術が進歩し、パフォーマンスと燃費の向上が期待されたことも影響しています。
    3. 振動と騒音の問題: 水冷エンジンは振動や騒音が滑らかで静かであるとされ、乗り心地や快適性の向上が期待されたことが、顧客の選択肢に水冷エンジンを優先させる要因に。
    4. 冷却性能の制約: 空冷エンジンは冷却効率が低く、特に高い出力を必要とするスポーツカーの場合、冷却に限界があったため。
    5. 市場の需要変化: より快適で高性能な車に対する需要が高まり、水冷エンジンがこれに応える形に。

    これらの要因が合わさり、ポルシェは徐々に水冷エンジンを主流とする方針にシフト。そして空冷ポルシェの生産は終わってしまいました。

    先ほどの説明を読んだ方々は、「水冷ポルシェの方がいいんじゃないか?」
    と思われる方も多いだろう。しかし全くそんなことはないのであった。

    空冷ポルシェの良さとは?

    水冷ポルシェが良い車だということは、否定するつもりはない。
    むしろ一般的な車と比べると良い車だと断言できる。

    しかし、水冷のポルシェの良さとは『誰にでも好かれる』ところなのではないかと私は思う。
    排ガス規制や燃費は、環境やお財布に優しいし、ファミリーカーとして購入した時にはパートナーや家族に受け入れられやすい。それはとても良いことだと思う。

    けれど、いち車乗りとして考えた時に水冷ポルシェの良さは正直『モノ足りない』と言わざるおえない。

    空冷ポルシェは、水冷エンジンよりもメカニカルで生き生きとしたサウンドでドライバーを楽しませてくるし、空冷エンジンは、シンプルで部品点数が少なく、基本的な構造がシンプルなため、メンテナンスも自分で楽しめる。
    何より、最大の特徴は『車体の軽さ』ではないだろうか?
    車体の軽さで、自由自在のハンドリングを行えた時の感動は言葉できないものがあった。

    だからポルシェゲートで体験して欲しい

    会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ②(写真3)

    私としては、ポルシェが好きな人・購入を検討している人には、漏れなく空冷ポルシェに必ず乗って欲しいと思っている。

    しかしながら、乗れる機会はほとんどない。
    だからこそ空冷ポルシェに乗れる『ポルシェゲート』を立ち上げた。

    ただ、「いきなり空冷ポルシェに乗るのはハードルが高い」そういった人も多かった。

    そのため、ポルシェ体験の入り口として『水冷ポルシェ・右ハンドル・オートマチック』の車種もラインナップし、助手席体験や初心者講習といった商品も取り揃えた。

    気になる方はぜひ、ポルシェゲートでポルシェ体験をして欲しいと思う。

    なぜレンタカーという形式に?

    先ほどお話したように、色々なポルシェを体験して欲しいというのもありますが、乗りやすい水冷ポルシェから挑戦し、慣れてくれば空冷ポルシェへ、最後は自分が乗りやすいと思う車に乗ってもらえればと思っています。

    そして、最終的に水冷・空冷問わずポルシェの魅力にたどりついていけてくれたらというのが私の想いがあります。

    なぜ、レンタカーと言う手法を選んだのは、こういった体験を提供する場所を用意するのに、日本の法律では、この形しかなかったから…。

    ポルシェゲートのヴィジョン

    今はオーナーである私が買い揃えた車で運営しています。

    しかしこれからは、オーナーズクラブ会員の力を借りて、もっと増車していき、関東・中部にも支店を増やしたいと考えいます。

    今の計画では、ポルシェ40台がレンタルでき、近畿、中部、関東、九州の4拠点でレンタルという形を考えています。

    最後に『オーナーからのお願い』

    私はポルシェゲートで、利用者の皆様に『趣味車に乗ると言う非日常』を安心して味わってもらいたいと思っています。

    また同時に、私は車をレストアするのするのと、お客さんと話すのが好きです。
    私の想いや、思い描くヴィジョンに共感していただける方や、単純にポルシェが好き!という方は、ポルシェゲートのオーナーズクラブの会員になって、私の友達になってもらいたいです。

    ということで、今日は【会員制ポルシェサービス『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ②】を書かせていただきました。
    ポルシェ好きや車好き、またはポルシェゲートを応援している!という方がいらっしゃれば、フォローやコメントをお待ちしています!


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    「所有する」以外にも、ポルシェとの付き合い方があります。PORSCHE GATE がなぜ会員制なのか、何ができるのかをまとめています。

    なぜポルシェゲートは会員制なのか →
    ポルシェゲートとは? 所有から体験へ →

  • ポルシェゲートとは?大阪・箕面の会員制ポルシェサービス|月額110,000円

    ポルシェゲートとは?大阪・箕面の会員制ポルシェサービス|月額110,000円

    PORSCHE GATE(ポルシェゲート)は、大阪・箕面を拠点とする会員制のポルシェ利用サービスです。

    月額110,000円(税込)で、1台のポルシェを所有するのではなく、空冷911から現行モデルまで、複数のポルシェをその日の目的や気分に合わせて楽しむ——という選択肢をご用意しています。東京・青山と名古屋・緑区有松(2026年9月29日OPEN)にも拠点があり、全店の相互利用に対応しています。

    このページでは「ポルシェゲートとは何なのか」を、料金・車両・利用方法・見学の流れまで通してご説明します。運営を始めた理由はページ後半に書いています。

    大阪・箕面/PORSCHE GATE 本拠地

    月額110,000円(税込)

    入会金・保証金・年会費は0円です。

    大阪会員・無料見学について →

    ポルシェゲートとは?

    ポルシェゲートは、株式会社ドリームゲートが2020年3月から大阪府箕面市で運営している、ポルシェの会員制サービス「オーナーズ倶楽部」です。

    • 拠点:大阪・箕面(本拠地)/東京・青山/名古屋・緑区有松(2026年9月29日OPEN)
    • 会費:月額110,000円(税込)
    • 入会金・保証金・年会費:0円
    • 車両:空冷911から現行モデルまで、複数のポルシェを乗り分け
    • 拠点の相互利用:全店ご利用可能

    「レンタカーとどう違うのか」とよく聞かれます。都度借りるのではなく、月額の会費で、何台ものポルシェを継続して使っていただくという点が根本的に違います。1台を買って持ち続けるのでもなく、必要なときだけ借りるのでもない、その中間にある選び方です。

    月額110,000円で何ができる?

    会費に含まれます

    • 会員としてのポルシェのご利用(複数車種を乗り分け)
    • 任意保険
    • 自動車税など各種税金
    • 車検
    • 点検・整備・メンテナンス
    • 洗車
    • 保管(駐車場を用意する必要がありません)

    別途ご負担いただくもの

    • 燃料代
    • 高速道路料金・ETC料金
    • お出かけ先の駐車場代 など、ご利用時の実費

    1回のご利用は最長2泊3日まで(空冷の一部車種は当日ご返却をお願いしています)。車種ごとの詳しいご利用条件は、見学時にご案内します。

    言い換えると、月額110,000円は「1台を持つための費用」ではありません。何台ものポルシェを、維持の負担なく楽しむための費用です。

    なぜ「所有」ではなく「会員制」なのか

    ポルシェを1台所有すると、車両の購入費のほかに、任意保険・自動車税・車検・整備・タイヤ・駐車場が毎年かかり続けます。乗らない月もそれらは発生し、売却時の値下がりも自分で負担します。そして基本的には、その1台にしか乗れません。

    ポルシェを所有する ポルシェゲート会員
    初期費用 車両購入費 入会金・保証金 0円
    任意保険 自分で加入・毎年支払い 会費に含まれます
    自動車税など 毎年支払い 会費に含まれます
    車検・整備 そのつど実費 会費に含まれます
    保管場所 駐車場を確保する必要あり 不要(当社で保管します)
    乗れる車 原則1台 空冷911から現行モデルまで乗り分け
    売却時の値下がり 自分で負担 負担なし

    「どの1台を買うか」で何年も悩み続けるより、まず全部に乗ってみる。会員制にしたのは、その選び方を用意したかったからです。この考え方についてはなぜポルシェゲートは会員制なのかでも詳しく書いています。

    どんなポルシェを楽しめる?

    箕面本拠地には、次のようなモデルを保有しています。

    • 空冷911系:1968年式ナロータルガ、911 2.7、930SC、930ターボ、964カブリオレ、993 ほか
    • 914
    • トランスアクスル世代:924/944/928
    • 水冷:986ボクスター/996/997
    • 現行世代:991ターボS/718
    • SUV:マカン

    整備・レストアの状況により、その時点でご利用いただける車両は変わります。最新の在庫状況は見学時にご案内します。

    実際にどう利用されている?

    「たまにしか乗らないのでは」と思われることがありますが、実際は繰り返し使われています。

    当社の予約管理システムで確認できた貸出実績(2026年1月〜8月)

    • 期間中の貸出:418件
    • もっとも多く選ばれたのは911(215件)
    • 次いで 718(116件)、マカン(59件)

    ※個人が特定できない集計値のみを掲載しています。

    使われ方はさまざまです。週末のドライブ、ゴルフ場への往復、旅行や遠出、記念日のお出かけ、仲間とのツーリング。「今日は空冷の気分」で車種を変える方もいれば、購入を検討している車種を乗り比べるために入会される方もいます。

    大阪・箕面で見学できます

    写真やスペック表では分からないことがあります。実際に見て、座って、雰囲気を確かめてからご検討ください。

    • 所在地:〒562-0024 大阪府箕面市粟生新家2-5-9
    • 電話:072-728-7177
    • 見学費用:無料

    見学は無料で、見学=入会ではありません。しつこい勧誘はいたしません。「どんな車があるのか見てみたい」という理由だけでも歓迎します。

    入会までの流れ

    STEP 1 LINEまたはフォームからご相談
    ご希望の日時をお知らせください。ご質問だけでも構いません。

    STEP 2 箕面の店舗へご来店
    お車でお越しいただけます。

    STEP 3 実際の車両とサービスをご確認
    車両をご覧いただき、料金・ご利用方法・ご予約の取り方などをご説明します。

    STEP 4 ご納得いただけた場合のみ、ご入会
    その場でお決めいただく必要はありません。お持ち帰りいただいてご検討ください。

    よくある質問

    Q. 月額はいくらですか?
    月額110,000円(税込)です。入会金・保証金・年会費はいただいておりません。

    Q. 月額料金以外に費用はかかりますか?
    燃料代・高速道路料金・お出かけ先の駐車場代など、ご利用時の実費のみです。任意保険・自動車税・車検・整備・洗車・保管は会費に含まれています。

    Q. レンタカーとは違うのですか?
    違います。都度お借りいただくのではなく、月額の会費で継続的にご利用いただく会員制サービスです。

    Q. 何日間くらい借りられますか?
    1回のご利用は最長2泊3日までです。空冷の一部車種については、車両保護のため当日ご返却をお願いしています。

    Q. 保険は含まれていますか?
    任意保険は会費に含まれています。対人賠償・対物賠償はいずれも無制限です。万一の事故の際にご負担いただく内容は、ご入会のお手続きの際に書面でご説明します。

    Q. 家族も運転できますか?
    運転は会員ご本人に限らせていただいています。ご家族・ご友人のご同乗は可能です。

    Q. 入会条件はありますか?
    日本国内で有効な運転免許証を保有し運転歴5年以上、70歳未満、過去3年間に重大な交通違反歴がなく、日本国籍・永住者の方、または日本にお住まいで在留期間の満了日が契約期間(1年)の満了日より後の方を対象としています。当社所定の入会審査がございます。

    Q. ポルシェに乗ったことがなくても大丈夫ですか?
    はい。はじめての方には初回にスタッフが同乗し、操作方法や注意点をご説明します。

    Q. 大阪以外に住んでいても入会できますか?
    可能です。会員は大阪・東京の拠点を相互にご利用いただけます。

    Q. 契約期間や解約について教えてください。
    契約期間は1年間(自動更新)です。中途解約は原則としてできません。退会は契約期間満了の1ヶ月前までにお電話でお申し出ください。詳しくは特定商取引法に基づく表記をご確認ください。


    ポルシェゲートが生まれた理由

    ここからは、なぜこのサービスを始めたのかという話です。

    「他の人にも私の車に乗って欲しい。」

    2015年にポルシェ沼に沈んでから5年経った2019年頃、いつしかそんなことを考えるようになっていました。

    まずは私の簡単な自己紹介

    忘れもしない2015年。40代で初めて、幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートを立ち上げ、今も運営しています。

    共通の趣味を持つ友人が欲しかった

    どんな趣味にもある時期だと思いますが、ポルシェの運転にも慣れ、車の特徴やクセ、レストアの知識もそれなりについてくると「誰かと語り合いたい」と考えることが増えてきます。

    もちろん、レストアに携わるプロの方々と話す機会は増えました。ただ、共通の趣味の話をアマチュア同士ですることには、形容し難い楽しさがあります。

    しかし高級車であるポルシェを所有するハードルの高さゆえ、乗用車としてのポルシェを語れる友人が、一握りしかいませんでした。

    ポルシェの魅力を、肌で感じてほしかった

    ポルシェゲートが生まれた理由|ポルシェ356

    ポルシェ好きは世の中にたくさんいます。私自身も小さい頃はミニカーやプラモデルを集め、購入前もカタログスペックを眺めて夢想していました。

    しかし、いくら本を読んでもミニカーを見ても絶対に分からないものがあります。

    例えばポルシェのボディ。その硬さは、『触って』『乗って』『走って』みなければ本当の意味では分かりません。何十年も見たり聞いたりして想像していたものを、はるかに超える驚きと感動がありました。

    その感動を共有したい。分かち合える仲間が欲しい。いつしか頭の中で「ポルシェが好きだけれど乗れないという人がいたら、私の車でポルシェを体験させてあげたい」という想いが巡るようになりました。

    見つけたのは、乗る楽しさだけではなかった

    ポルシェゲートが生まれた理由|レストアの現場

    ある意味で新しい趣味となったレストアですが、プロと打ち合わせを重ねるうちに、ポルシェという車がどういうものかが理解できるようになってきました。

    ポルシェは、ボディ・足回り・エンジン・ブレーキなど走りに関係するところには徹底的にお金をかけています。しかし、そうでないところは極めて簡素で合理的です。

    シートの前後スライドはレバー式の手動、ドアミラーは電動で格納しない。高級車であっても利便性より軽さを優先し、ボンネットとドアをアルミにして、ガラスも薄く、内装を剥ぎ取る。限界まで軽量化に注力しています。

    ただエンジンパワーを上げて速さを求めるのではない。カタログ値で10馬力しか違わない車を、まったく別のレーシングカーに仕上げてしまうのです。

    だからこそ、一度は味わってほしい

    フェラーリ、ランボルギーニ、ベンツ、アウディ。外車メーカーはいろいろありますが、そのどことも全く違うアプローチで車を作るポルシェは、私にとって特別な存在です。

    だからこそ、憧れを夢想で終わらせるのではなく、一度はポルシェに『触れて』『乗って』『走って』みてほしい。そして『感動』してほしい。その先で、知識や感動を仲間同士で分かち合えれば、さらに最高だと思っています。

    そんなことができる場所はないか。ないならば作ろう。そう思い立って立ち上げたのが、ポルシェゲートです。

    創業の経緯の続きは『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ②に、ポルシェ沼にハマった経緯は私が『ポルシェ沼』にハマったきっかけ その①・その②・私をポルシェ沼に沈めた空冷ポルシェのレストアに書いています。


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  • 空冷ポルシェ911 2.7 レストア記録 ─ 知識ゼロで挑んで直した箇所

    空冷ポルシェ911 2.7 レストア記録 ─ 知識ゼロで挑んで直した箇所

    最初に出会った空冷ポルシェ『PORSCHE 911 2.7』

     私を『ポルシェ沼』に引き摺り込んだ最大の要因は、空冷ポルシェ『PORSCHE 911 2.7のレストア』でした。
    最初は『日之出モータース』へ入店したいがために用意した『PORSCHE 911 2.7』でしたが、運転した瞬間『空冷ポルシェの虜』にしてしまいました。

    今回は、私を泥沼に沈めたポルシェに行ったレストアのお話。

    以下の記事を読んでいただけると私が『ポルシェ沼』にハマった経緯が詳しくわかります。
    ・私が『ポルシェ沼』にハマったきっかけ その①
    ・私が『ポルシェ沼』にハマったきっかけ その②

    まずは私の簡単な自己紹介

     忘れもしない2015年…40代で始めて幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。
    そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートという会員制ポルシェサービスを立ち上げ、今も運営しています。

     私がブログを始めたきっかけやこのブログに関しては、『ポルシェ沼にハマった結果、ブログ始めます。』よりお読みください。

    全く知識なしで臨んだ『ポルシェのレストア』

    私をポルシェ沼に沈めた空冷ポルシェのレストア

     最初、何の知識もなくレストアをお願いした私でしたが、『PORSCHE 911 2.7』をバラして色々と見てもらい、打ち合わせを進めるうちに、日之出モータースの親父さんから色々ダメ出しを受け、心が折れそうになりつつありました。

    しかし、最後の打ち合わせの時に親父さんから「ボディーが錆びてないからエエモンになるで」と言われて一安心。より一層期待感を持ってレストアに臨むことができました。

    レストアを行った箇所

    私をポルシェ沼に沈めた空冷ポルシェのレストア(写真2)

    赤色を購入した『PORSCHE 911 2.7』は、実は色変えをしていて元色はスピードイエローだったらしく、どうせ塗装をやり変えるなら元色にとオーダー

    その他は以下のことを行った。

    • 外装剥離オールペン
    • エンジンオーバーホール
    • クラッチ交換
    • 足回りオーバーホール
    • 前後のバンパー純正交換
    • 内装張り替え
    • リヤフェンダーがカレラ用だったらしくナローフェンダーに交換

    などなど

    レストアした箇所のギャラリー

    レストアのベース車は、どう選べばよかったのか

    ここまで読んで「自分もやってみたい」と思われた方が最初にぶつかるのが、ベース車選びです。私はほとんど勢いで決めてしまいましたが、今なら見る順番がはっきり分かります。

    1. まずボディ(サビ・修復歴)を見る

    これが最優先です。機関は直せますが、腐食は費用も時間も別次元になります。 フロアやピラーの下側、バッテリー搭載部の周り、フェンダーの内側。ここが荒れている個体は、見た目がきれいでも作業量が跳ね上がります。

    2. 書類と履歴が揃っているか

    いつ、どこで、何をしたか。これが分かる個体は、それだけで扱いやすくなります。逆に履歴が不明だと、まず現状を把握するところから費用が発生します。

    3. 「動く個体」か「止まっている個体」か

    止まっている車は安く見えますが、どこまで手を入れる必要があるかが分からないのが最大のリスクです。私は自走できる状態から始めたので、優先順位を付けながら進められました。初めてなら、動く個体をおすすめします。

    4. 部品が出る仕様かどうか

    同じ年式でも、仕様によって部品の出やすさが変わります。珍しい仕様ほど、待つ時間が長くなります。

    5. 相談できる工場を先に見つける

    これが実は一番大事かもしれません。車を買ってから工場を探すと、順番待ちで何か月も動けないことがあります。 工場選びで見ている点は ポルシェ専門店の選び方 にまとめました。

    ベース車の探し方そのものについては 空冷ポルシェはどこで買うのが正解か、専門店・オークション・個人売買を比較 も参考になると思います。ナロー世代の位置づけは ナローポルシェとは? をどうぞ。

    費用については、部位と個体差で大きく変わるため、この記事では具体的な金額を書いていません。見積もりは必ず現車を見てもらったうえで取ってください。

    そして底なし(ポルシェ)沼へ…

    『PORSCHE 911 2.7』のレストアには、お金と時間はかかるが、作業の進捗が見れるのと日之出モータースに行く口実が出来て楽しみが上回った。

    このレストアを行ってくれる日之出モータースとの出会いがポルシェの沼にハマる引き金になったのはまず間違いない。

    皆さんもポルシェのレストアをするときはくれぐれも気をつけてください。
    沈んだら這い上がれませんので笑

    次回のお話「ポルシェゲート(レンタカー)を始めたきっかけ」

    そんなこんなで、私は見事ポルシェ沼へと沈んで行ったわけですが、2020年にポルシェ専門レンタカー『ポルシェゲート』をオープンさせることとなりました。

    次回のお話は、そのきっかけに関して記していこうと考えています。

    これからポルシェ沼にハマる人、もうハマっている人、ハマってないけどポルシェが大好きな方はコメント、フォローお待ちしています!

    それではまた次の記事で!


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    このブログを読んで、ポルシェゲートが気になった方へ

    ナロー世代とは何かは ナローポルシェとは? 空冷911の原点 で説明しています。

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