今期の会員募集は各店舗30名まで(大阪は追加の30名・12月末まで)。お客様への接客の質を保つため、30名で一般募集を締め切り、以後は会員様からのご紹介のみとなります。
無料見学を予約

カテゴリー: PORSCHE GATE NEWS & INSIGHT

  • 1989年ポルシェ959スポーツが7,045,000ドルで落札、モントレーのオークションで歴代最高額を更新

    1989年ポルシェ959スポーツが7,045,000ドルで落札、モントレーのオークションで歴代最高額を更新

    米カリフォルニア州で開催されたクラシックカーの祭典「モントレー・カーウィーク2026」で、1989年式ポルシェ959スポーツがオークションにかけられ、959としては過去最高額となる7,045,000米ドル(手数料込み)で落札された。

    何が発表・報道されたか

    2026年8月13日から15日にかけてモントレー・コンベンションセンターで行われたRMサザビーズの「ザ・モントレー・オークション2026」で、1989年式ポルシェ959スポーツが7,045,000米ドルで落札された。これは従来の959の最高落札記録として知られていた、パリ・ダカール仕様の車両を100万ドル以上(約18%)上回る金額で、959という車種そのものの記録を更新したことになる。

    959スポーツは、標準の959が備えていた電子制御の可変ダンパーサスペンションを固定式の車高調に置き換え、エアコンやオーディオ、助手席側ミラーなどを省いて軽量化を図った、より走行性能に振った特別仕様で、全体で292台程度とされる959の生産数のうち、スポーツ仕様はわずか29台しか作られていない。今回落札された個体は、そのスポーツ仕様の中でもグランプリホワイトの外装をまとった11台のうちの1台であり、さらに珍しいことに、軽量化のため通常は省かれるエアコンが工場装着されている、確認されている2台のうちの1台とされる。オーナーは3人のみで、走行距離は約4,788km、2021年にはポルシェクラシックによる本格的なオーバーホールを受けている。来歴としては1989年9月に韓国のコレクターへ納車された後、2007年からは元F1ドライバーのニック・ハイドフェルドが所有していたことが伝えられている。

    モントレー・カーウィーク2026では、RMサザビーズのほか、グッディング&カンパニーやブロードアロー・オークションズなど複数のオークションハウスが競売を実施し、ポルシェ917や907ラングヘック、356といった歴史的モデルも数多く出品されるなど、クラシックポルシェ市場全体が大きく注目を集めた1週間となった。

    PORSCHE GATEとしての見方

    959のような希少なホモロゲーションモデルが記録的な金額で取引されると、どうしてもポルシェのクラシックカーが「値上がりする資産」として語られがちになる。しかし私たちPORSCHE GATEとしては、こうした一部の頂点にあるモデルの落札額と、実際に多くのオーナーが向き合う空冷・水冷ポルシェの楽しみ方は切り離して考えるべきだと思っている。リセールバリューや希少価値だけを基準に車を選ぶことはおすすめしておらず、あくまで実際に乗ってみて自分自身が「楽しい」と感じられる一台を選ぶことを大切にしてほしいと考えている。

    何十台ものポルシェや旧車に触れてきた経験からも、空冷か水冷か、あるいは希少なグレードかどうかにかかわらず、まずは実車にじっくり触れてみることが、後悔しない一台選びの一番の近道だと感じている。

    ポルシェオーナー・購入検討者への影響

    今回のような超希少モデルの高額落札は、ニュースとしてのインパクトは大きいものの、930や964、993といった一般的な空冷911の相場に直接影響するものではない。ただし、こうしたヘッドラインが繰り返されることで、ポルシェのクラシックモデル全体への注目度や関心が高まり、結果として人気車種の相場や流通量に間接的な影響を及ぼしていく可能性はある。

    これから空冷・水冷ポルシェの購入を検討している方にとって大切なのは、オークションの話題に一喜一憂することではなく、車両のコンディションや整備履歴をしっかり確認し、自分にとって心から楽しめる一台かどうかを実際に試乗して見極めることだろう。

    元記事

    RM Sotheby’s公式サイト:1989 Porsche 959 Sport | The Monterey Auction 2026

    関連記事:959はなぜ「元祖ハイパーカー」と呼ばれるのか

    ポルシェを読むだけでなく、実際に楽しみたい方へ

    「所有する」以外にも、ポルシェとの付き合い方があります。PORSCHE GATE がなぜ会員制なのか、何ができるのかをまとめています。

    なぜポルシェゲートは会員制なのか →
    ポルシェゲートとは? 所有から体験へ →

    ポルシェを「所有する」以外の方法で楽しむ

    PORSCHE GATE は、月額110,000円(税込)・入会金0円で、空冷911から現行モデルまでを乗り分けられる会員制サービスです。任意保険・自動車税・車検・整備・洗車・保管まで会費に含まれ、走行距離・利用回数に制限はありません(ご予約は一度に1件まで)。

    見学は無料です。見学したからといって入会する必要はありません。

    大阪・箕面の会員について見る →

    東京・青山は こちら/名古屋は 2026年9月29日オープン(見学受付は9月30日から)

  • タイカン生産終了は2030年までに?ポルシェのEV戦略見直し報道から見えてくること

    タイカン生産終了は2030年までに?ポルシェのEV戦略見直し報道から見えてくること

    ポルシェの電動フラグシップ「タイカン」の生産が、2030年までに終了する可能性があるという報道が話題になっています。今回はこの報道の内容と、PORSCHE GATEとしての見方をお伝えします。

    何が発表・報道されたか

    ドイツの経済紙WirtschaftsWoche(ヴィルトシャフツヴォッヘ)が2026年8月13日に報じたところによると、ポルシェは主力の電動セダン「タイカン」の生産を2030年までに終了する方向で、労使協議会と経営陣が大筋合意したとのことです。当初検討されていた、生産拠点をシュトゥットガルトからライプツィヒ工場へ移管する計画も撤回されたと伝えられています。背景にあるのは販売の伸び悩みで、タイカンの年間販売台数は2023年の約41,000台から2025年には約16,000台まで落ち込み、2026年上半期はわずか約6,000台にとどまっているとされています。この報道について、ポルシェの広報担当者は直接のコメントを避け、CEOのミヒャエル・ライタース氏が同年7月に独紙FAZに語った「タイカンを短期的に打ち切る計画はない」という発言を引き合いに出すにとどめました。あくまで一部報道の段階であり、ポルシェとして正式な終了時期を発表したわけではない点には注意が必要です。あわせて、ポルシェは2030年までに新車販売の80%をフルEVにするという従来目標についても「顧客需要とインフラ整備の状況次第」という条件付きの表現に軌道修正しており、内燃機関・ハイブリッド・EVを並行して展開する「ダブルストラテジー」を重視する姿勢を強めています。

    PORSCHE GATEとしての見方

    EVかガソリンかという議論は、ここ数年ポルシェファンの間でもたびたび話題に上ります。ただPORSCHE GATEでは以前から、リセールバリューや希少価値、あるいは「これからどうなりそうか」という将来性の予測だけで車を選ぶことはおすすめしていません。空冷か水冷か、エンジンかモーターかを問わず、何十台ものポルシェ・旧車に乗ってきた経験から言えるのは、結局は実際に乗ってみて自分が楽しいと感じられるかどうかが一番大切だということです。タイカンについても同じで、生産終了のうわさに振り回されて「今のうちに」と焦って判断するより、まずは実車に触れて自分に合うかどうかを確かめることを勧めます。ニュースはあくまで参考情報として受け止めるのがちょうどいいバランスだと思います。

    ポルシェオーナー・購入検討者への影響

    この報道が事実であれば、タイカンという最初の量産EVポルシェの立ち位置が改めて注目されることになりそうです。生産終了が意識されれば、既存オーナーにとっては車両の希少性という観点が話題になる可能性はありますが、現時点ではあくまで一部報道の段階であり、断定的な思惑で動くのは早計です。一方で、ポルシェ全体としてハイブリッドや内燃機関モデルへの比重を維持する姿勢が明確になれば、911をはじめとするガソリン・ハイブリッド車の価値や供給への安心感につながる面もあるかもしれません。いずれにしても、EVか否かという括りだけで一喜一憂せず、自分がどのモデルに乗って気持ちいいと感じるかを軸に検討することが、後悔しない選び方だと考えます。

    元記事

    Porsche to end production of flagship electric car: report(France24 / AFP)

    あわせて読みたい

    911の価格は今後も上がるのか?5年で138%高騰というデータから考えること

    「まず乗ってから判断したい」という方は、PORSCHE GATEの会員制クラブで、購入前に実車を体験いただけます。

    ポルシェを読むだけでなく、実際に楽しみたい方へ

    「所有する」以外にも、ポルシェとの付き合い方があります。PORSCHE GATE がなぜ会員制なのか、何ができるのかをまとめています。

    なぜポルシェゲートは会員制なのか →
    ポルシェゲートとは? 所有から体験へ →

    ポルシェを「所有する」以外の方法で楽しむ

    PORSCHE GATE は、月額110,000円(税込)・入会金0円で、空冷911から現行モデルまでを乗り分けられる会員制サービスです。任意保険・自動車税・車検・整備・洗車・保管まで会費に含まれ、走行距離・利用回数に制限はありません(ご予約は一度に1件まで)。

    見学は無料です。見学したからといって入会する必要はありません。

    大阪・箕面の会員について見る →

    東京・青山は こちら/名古屋は 2026年9月29日オープン(見学受付は9月30日から)

  • 911の価格は今後も上がるのか?5年で138%高騰というデータから考えること

    911の価格は今後も上がるのか?5年で138%高騰というデータから考えること

    空冷・水冷を問わず、ポルシェ911の相場はここ数年で大きく変わりました。今回は最新の価格推移データをもとに、PORSCHE GATEとしての見方をお伝えします。

    何が報じられているか

    「アイコニックなクラッシックカーによせて」が2025年11月に公開した記事によると、911の平均相場は2020年の650万円から2025年には1,550万円へと、5年間で138%上昇したそうです。ただし上昇率そのものは鈍化しており、2020〜21年の26%に対し、2024〜25年は7%にとどまっているとのこと。空冷モデルは高止まりしている一方、996・997といった水冷モデルは底上げが進んでいる局面だと分析されています。要因としては、電動化が進む中での内燃機関への需要、希少性、円安による海外バイヤーの購買意欲、良質な個体の海外流出などが挙げられていました。

    PORSCHE GATEとしての見方

    相場が上がっているというニュースを聞くと、「今のうちに買うべきか」「資産として持つべきか」という視点で考えたくなるのは自然なことだと思います。ただ、PORSCHE GATEでは以前から、リセールバリューや希少価値だけを基準に車を選ぶことはおすすめしていません。何十台ものポルシェ・旧車に乗ってきた経験から言えるのは、結局のところ「どの個体が一番いいか」に絶対的な正解はなく、実際に乗ってみて自分が楽しいと感じるかどうかが一番大事だということです。相場のニュースは参考情報として知っておく分にはいいですが、それだけで購入判断をしてしまうと、後から「思っていたのと違った」となりかねません。

    ポルシェオーナー・購入検討者への影響

    これから911を検討する方にとって、価格上昇のニュースは「早く決めないと」という焦りにつながりやすい情報でもあります。だからこそ、購入前に一度実車に触れておくことには意味があります。同じ911でも、空冷と水冷、年式やグレードによって乗り味はまったく違います。相場だけで判断せず、自分にとって「乗って楽しい一台」かどうかを確かめてから決めることをおすすめします。

    元記事

    【2026年最新】ポルシェ911の価格推移と高騰の理由|今が売り時?今後の相場をプロが予測(アイコニックなクラッシックカーによせて)

    あわせて読みたい

    空冷ポルシェ(旧車)に乗るのは大変?50台以上乗った本音を告白

    「まず乗ってから判断したい」という方は、PORSCHE GATEの会員制クラブで、購入前に実車を体験いただけます。

    こういうポルシェを、会員として楽しむ

    PORSCHE GATE は、空冷911から現行モデルまでを保有し、その日の気分で乗り分けられる会員制サービスです。買わずに、何台にも乗る。そういう選び方もあります。

    大阪・箕面の会員について見る →